今日都内の定食屋でランチをしていたら、隣り合わせたサラリーマンたちの会話が耳に入ってきた。
40代くらいの上司と思われる男性と、30代くらいの部下と思われる男性。
上司「へぇ〜、奥さん活動的ですごいんだね」
部下「そうなんですよ、傍(はた)から見てても、よくやるなって感じで」
ん?
なんか使い方がおかしい気が。
傍から見るって、“近くから見る”って意味だったか…?
家に帰って早速調べてみた。
【傍】直接その事に当たらず、当事者を観察・批判出来る立場にある人。
『新明解国語辞典』三省堂より
ふむふむ。そうだよね。どちらかというと、少し距離がある感じだよね。
上の2人の会話で違和感があったのは、どちらかというと上司の方が”傍から見られる”立場にあったからだと思う。
もっと分かりやすいのもありました。
【傍から見る】周囲から対象を見る。転じて、第三者として冷静に、言動を観察するさまなどを意味する表現。
『実用日本語表現辞典』
ね。やっぱり、上司の方がピッタリな感じです。
「身内を傍から見る」のは難しいよね。
身内はかわいいもの。