「糟糠の妻」は絶滅したか…?

先日SNSを見ていたら、こんなニュースが。
ヒュー・ジャックマンの妻が夫との共演をNG指定する唯一の女優とは

この一文目がちょっとおもしろくて、思わずクリックしてしまいました。
糟糠の妻1

糟糠の妻」読めますか?
そうこうのつま」と読むんですね。

読める人は意味も分かるのだと思うのですが、意味はというと……

【糟糠】酒かすと米ぬか。転じて、粗末な食べ物。
『大辞泉』小学館より一部引用

ということから、「糟糠の妻」は「粗末なものしか食べられない、貧しい時から苦楽を共にした妻」という意味なのだそうです。
そうして意味を知ると、このコロケーションはちょっとおもしろいですよね。

糟糠の妻2

日本から遠い地に住むファーネスさんが、
酒かすも米ぬかも、もしかしたら一生知らないかもしれないファーネスさんが、「糟糠の妻」。

お二人はオーストラリアの方だそうですが、
オーストラリアだったら何になるんでしょうね。
日本人にだって今や、元々の意味に忠実な「糟糠の妻」なんていないかも。
「カップラーメンの妻」とか? 「マックの妻」とか!?
なんだか味気ない。

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